・・・とある会社から与えられたのは「この雪をなんとか処理できないか」という宿題でした。
それが菅原さんをコ建築の雪対策」にかりたてたスタートでした。
工場から出る温廃水とか電熱ヒーターによる融雪対策なとさまざまに試みたがうまくいかない。
そんな苦闘の中で出合ったのが全国的に普及しはじめた折板屋根でした。
折板屋根なら、水勾配100分の1程度にしても雨水は谷部分を棟から軒先へ流れ落ちるし、継目は山部分にあるので水は漏りずらい。
基礎や柱や桁を積雪に十分耐えるように設計すれば雪おろしの必要はなくなります。
当然、傾斜屋根に必要な木造小屋組がいらないわけたから、小屋束、母屋、橦といった部材も使わなくていい。
屋根面積も少なくてすむから工事も簡単で費用も高くはなりません。